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対象疾患

一般・消化器外科 腸班で扱う疾患について

一般・消化器外科の中でも腸班は小腸・大腸の疾患を主に扱っております。人間の消化管の中でも大部分を占める小腸、大腸には多数の疾患が発生します。悪性腫瘍では、大腸癌、神経内分泌腫瘍、消化管間質腫瘍(GIST)、悪性リンパ腫、肉腫(おもに脂肪肉腫)など扱っている疾患は多彩です。良性疾患では、炎症性腸疾患(Crohn病、潰瘍性大腸炎)、大腸憩室症、虫垂炎などを扱っております。
このように当科では悪性、良性問わず、数多くの疾患の外科的治療を担当しております。この中でも罹患率1位となった大腸癌と専門性の高い炎症性腸疾患の手術治療を特徴としております。当科ではすべての疾患において腹腔鏡手術を基本としており、低侵襲手術を提供するように心がけています。また、2018年から保険収載された手術支援ロボットDavinciを用いた直腸癌に対するロボット支援下手術も取り入れており、最先端の手術治療を行っております。
当科では紹介状の有無を問わず、新規患者さんを受け入れております。また、当科での治療を希望される転院やセカンドオピニオンなど多くの患者さんを受け入れる体制を整えておりますので、お気軽にご相談ください。

大腸癌について

国立がん研究センターが発表した日本のがん統計では、2018年にがんで死亡した方は約37万人とされ、大腸癌は全体の死亡原因の第2位となっています。その中でも大腸癌は、癌死のうち男性で第3位、女性では第1位を占めています。
当院では、大腸癌と診断された患者さんの病態を多くの診療科で共有し治療に当たっています。個々の患者さんにとって最適な治療を提供するように努めております。

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潰瘍性大腸炎について

潰瘍性大腸炎とは炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease:IBD)のうちの1つで、潰瘍性大腸炎は大腸粘膜を直腸側から連続性におかし、しばしばびらんや潰瘍を形成するびまん性非特異性炎症です。
当院では、潰瘍性大腸炎に対して積極的に腹腔鏡手術を取り入れ、腹壁破壊を最小限に抑え低侵襲かつ整容性に優れた手術を提供しています。

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Crohn病(クローン病)について

Crohn病は非連続性に分布する全層性肉芽腫性炎症や瘻孔を特徴とする原因不明の慢性炎症性疾患です。
当院では様々なCrohn病の腸管・肛門病変に対して、内科的な治療で改善を見込めない場合に手術治療を行なっています。手術の適応は、出血・狭窄・穿孔・膿瘍・瘻孔のほか、癌化や肛門病変などがあり、手術が必要と判断された場合に最適のタイミングで手術ができるように、消化器内科医師と密に連絡を取り合いながら患者様の診療に当たっています。

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